遺品整理、実家の片付け・掃除、ゴミ屋敷清掃業者は大阪・神戸・京都のお片づけ小町

ゴミ屋敷脱出!ブログ

2017年07月

2017.07.28

整理整頓や物を捨てられない母を変える3つの方法

最近「帰省したら実家がゴミ屋敷になっていて驚いた」という人が増加しています。高齢化社会が深刻化するとともに「片付けられない高齢者」が増えているのです。たとえば、若い頃には清潔好きだった母親が年齢とともに「物を捨てられない母」になってしまったことに愕然とする人も少なくありません。

「溢れる物につまずいて転倒して骨折したことをきっかけに、寝たきりになってしまった」というも例もあるので、そのままにしておくことは大変危険です。「物を捨てられない母」を変える3つの方法を紹介します。

方法1:心の問題に寄り添う

高齢の「物を捨てられない母」は、さまざまな理由を抱えています。たとえば、寂しさを紛らわせるのに物に囲まれることで安心している人もいるのです。また、年齢とともに思い出の品、趣味の作品などが増え「どれも捨てられない」という状況に陥っている人も少なくありません。

片付けられない人の多くがストレスや寂しさを抱えているともいわれています。もし「物を捨てられない母」と離れて暮らしているならば、会いに行く機会を増やしてみるのも一つの方法でしょう。心の問題が解決されて、汚部屋からの脱出に成功した例もあります。

方法2:できるだけ片付けを手伝う

一方で、年を取るほど判断力や決断力も鈍るものです。いったい何から捨てるべきか決心がつかないために「捨てられない母」になっていることもあります。いざ重い腰をあげたとしても体力が続かず、最後まできれいに片付けることができなくなっている高齢者は結構います。心の問題に寄り添うだけではなく、実際に片付けを手伝うことも非常に重要です。

方法3:思い切ってプロにまかせる

「物を捨てられない母」が抱える心の問題に寄り添い、実家に戻るたびに片付けを手伝っても、しばらくすると元通りというケースも、残念ながら少なくありません。何度も同じことを繰り返すことは「物を捨てられない母」自身も周囲も苛立ちばかりがつのるものです。そうなっては解決方法を根本的に見直す必要があるともいえるでしょう。

どうしても、人間は年を取るほど変わることは難しいものです。ありのままの「物を捨てられない母」を認めて、掃除はプロにまかせるというように考え方を変えてみることをおすすめします。何よりも母親自身にストレスが少なく、なおかつ清潔な環境に暮らしていて欲しいと考えるならば、プロへの依頼を検討してみてはいかがでしょうか。