2015.04.04 15:35
多くの物であふれかえった家を片付けるのは一筋縄ではいきません。周囲の人間からはゴミ屋敷以外の何物にも見えなくても、住人にとってみれば、あふれた物は財産や過去の思い出であったりするからです。そんなゴミ屋敷の住人にはプライドの高い人が多く、社会的地位が高かった人、資産家であった人などがなりやすいと言われています。そのため、片付けをするには住人のプライドを傷つけずに行わなければうまくいきません。
周囲で迷惑している人にとっては、住人のプライドなどどうでもいいと考えがちですが、片付けを成功させ、綺麗な状態を保つためにも心のケアをしながら行うことが大切なのです。
ゴミ屋敷の住人に多くいるプライドの高いタイプは、かつて羽振りが良かった時代の自分や成功していた自分の象徴として物を認識しています。あふれかえる物はその人にとって大切な財産、思い出です。そのため、他人にゴミ屋敷と言われたり、強制的に片付けようとされるとますます意固地になってしまいます。
こういった人は、高齢の方だけでなく、若い女性の場合もあります。女性の場合、自身がゴミ屋敷であることは理解しているため、また、そのことが周囲にも知られていることが分かっているため、地域住民とも接点をとることを拒むのです。孤独でありながらプライドは高いので、自分からコミュニケーションをとることはありません。
このようなゴミ屋敷を片付けるためには、まずはゴミ屋敷の住人のプライドを傷つけないよう、周囲がコミュニケーションをとることが大切です。住人の気持ちにも寄り添ってあげることで、プライドの高い住人も自分を理解してくれたと感じ、片付けに前向きになることがあるからです。また周囲にそのようなコミュニケーションをとってくれる人がいない場合は、電話での相談が可能なセンターや業者もあるので、一度心の内を話すことからでも、自身のプライドを解いていくことができます。
今回は、プライドの高い人の汚部屋への向き合い方を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?これでもまだ掃除を割り切れず、どうしようもない場合は、私達お片付けのプロにお問い合わせください。早く、安く、丁寧に女性スタッフがあなたのお部屋をお片付けします。
ーお問い合わせはコチラー