2020.01.14 10:05
遺産相続トラブルがゴミ屋敷でも起り得るということをご存知でしょうか?その理由を例を挙げて説明しましょう。
まず、ゴミ屋敷になる原因は二種類あります。まず一つは、ものが多すぎるのに必要以上に溜め込んでしまう「倉庫型」です。そしてもう一つが、食べかけの食品、生ごみなどのまさにゴミを溜め込む「有機系」です。いずれにせよゴミ屋敷の中で遺品整理を行うことは困難がつきものです。
例えば、ゴミ屋敷の住人が亡くなった際、その遺族が遺品整理を行います。遺品整理をしていると、亡くなった住人の遺産が見つかりました。私利私欲にまみれた遺族がいれば、遺産相続争いにも発展します。生前に遺品整理と遺書の管理を済ませておけば、こんなトラブルになることもないのです。
遺品整理が住人の生前に済まされていれば、遺書の存在も容易にわかり、回収作業中に口論になって作業が進まないなんてことにはなりません。つまり、ゴミ屋敷状態が事前に改善されていれば、未然に遺産相続争いというトラブルを未然に防ぐことができるのです。では、どのようにしてゴミ屋敷状態を防げばよいのでしょうか。
まずゴミ屋敷から脱出するには、断捨離をすることです。買い物をするたびに不必要なものを必ず捨てる等、定期的に断捨離を行うことが大切です。ゴミの日に出し忘れていつの間にかゴミ屋敷になってしまう例も多いので、時間を作って定期的に、ということが大切です。
こうすれば遺品整理の際、遺産相続の争いには発展しないし、なによりきれいな部屋は気分がいいです。もし自分が亡くなった後、遺品整理で遺族が遺産相続争いをしている、なんてことは悲しいのでゴミ屋敷にならないよう日頃から部屋をきれいにすることを心がけることが大切です。