2020.11.24 21:15
いま若い女性のなかには汚部屋に住んでいる人が少なくないといいます。なぜこんなことになるのか周囲の人には理解されないことが多いのですが、買い物にいくととりあえず似たようなものばかり買ってしまって、結局片付けができないために、いつのまにか汚部屋にいるようになるのです。
でも本人はそんな汚部屋にしてもそれが別に悪いと思っていない方が多いのです。汚部屋になっているのは洋服だけではなく、メーク道具であっても食材であっても同じです。買い物にいってとりあえずその辺に置き、食べたりして、片付けもしないということを繰り返しているのです。
そして部屋が散乱しているのでなにかを探していても見つからずに結局また買い物をして片付けもしないので、部屋には同じものがたくさん溢れる状態がずっと続くのです。
汚部屋になってしまう性格の一つ、「買い物好き」はすぐに直せるようなものではありません。そこには根本的にストレス解消の意味が含まれているからです。
ストレスの根本を絶たない限りは無意識のうちに浪費に走ってしまいますが、かといってすぐにストレスの原因を断ち切ることは難しいでしょう。そこで、「ストレスを溜めない」、「買い物を控える」、という解決策ではなく、買ったものの置き場を決めるという対策を行うことをおすすめします。
汚部屋に似たもので雑然部屋が存在しますが、どちらもモノが溢れかえっている点は同じです。違いは決まった場所にものが置かれているか、埃やゴミは放置されていないかの二点のみです。買い物を止めることが難しい人は、無理に完璧な清潔さを求める必要はありません。まずはこの雑然部屋を目指しましょう。買ったものの置き場を決めます。
衣類はここ、小物はここ、コスメ系はここ、と大雑把で良いのでスペースを決めてみてください。一定のスペースを決めておくと、そこに入りきる分しか買わないよう意識できるようになります。このように簡単にできることから始めてみてはいかがでしょうか。