2016.10.03 11:20
日本には、年末に大掃除という習慣がありますので、一年で最低でも一度は職場や自宅などを片づける機会があります。
しかし、せっかく片づけたにも関わらず、油断をすると短期間で物が散乱し、ゴミ屋敷のようになってしまうことも少なくありません。 親の目がある実家暮らしの場合でも、実家の自分の部屋だけがゴミ屋敷のようになってしまうことも。
部屋を片づけるときに陥ってしまいがちなのが、便利器具や収納器具の買い物をしてしまうことです。
買い物をするということは、物が確実に増えるということですので、ごちゃごちゃした部屋にまた物を増やしてしまうことになります。
このような場合は自力でどうにかするよりも、専門家に聞く方が良いでしょう。専門家の意見を忠実に再現すれば、片づけやすい空間を作ることができます。
実家をゴミ屋敷にしないために、まず行うべきことは買い物ではありません。今回は実家を想定して考えたいと思います。
専門家の話では、特に片づけをするときに買い物をしてしまいがちな物は、収納器具です。収納器具については、買い物をして物をしまったは良いものの、それから長い期間開かずの空間になっているということも少なくありません。収納器具は、必要のないものをしまう場所ではありません。現状ある収納器具に入りきらないものは捨てるべきです。必要のないものは捨て、余計な買い物をしないことがゴミ屋敷解消の一歩です。
専門家のアドバイスを聞くと、一度ゴミ屋敷のように散らかってしまった空間を片づける場合、まず気をつけなければならないことは、必要なものの置き場所と安全確保です。片づけの時にはよく物が落ちてきたり、散乱している物を踏みつけ、足をケガする可能性もあります。片づけの際にまず始めることは、物の移動や必要なもとそうでないものを判断できる空間作りから。
もちろん、専門家のアドバイスだけでは片づけられないほどのゴミ屋敷とかした場合は、業者も手配する必要があります。
ゴミ屋敷は、ひどくなるほどそれだけ費用がかさむため、定期的に片づけれなない方は特に、多額の費用が必要になる前に片づけるためのポイントを確認し、不要なものを捨てる習慣からつけていくことが大切です。
2016.09.29 12:00
ゴミ屋敷のごみの内容が、すべて衛生的に問題がないものということは、ほとんどありません。もし生ゴミなどがなかったとしても、ゴミが山と積まれているのは、ゴキブリやダニなどの害虫の恰好の住処です。ある程度の温かさも確保できますので、繁殖するのにも適しています。
そこに食べ物のカスや生ゴミがあれば、さらに「最適な繁殖環境」になってしまいます。ゴミ屋敷の清掃には、このような虫との闘いもあります。片付けを行うことで、生活環境を脅かされた虫たちは、逃げまどって、積極的に活動し始めます。
出てくるだけでも不快ですが、それが大量に発生していることがほとんどなのですから、片付けどころではありません。駆除しながら清掃するにも限度がありますし駆除した後で清掃を行うのも、その死骸の処理が待っています。
ゴミ屋敷の清掃には、そのような虫の問題もあり、衛生的に片付けを進めることは、まず無理です。それだけの防護をしてから清掃に取り掛からなければなりません。
不慣れな人がゴミ屋敷の清掃をしてよく失敗するのが、虫の駆除をしてから清掃しようとする、その順番です。もし駆除から始めてしまうと、清掃中に天井から駆除剤で弱った多くの虫が降ってくるということになりかねません。
元気なまま逃がしておいて、後から駆除を行うのが効率的です。逃げた虫は天井や家具の隅などに隠れます。片付けを行ってから駆除をしても、遅くはありません。業者であれば、それにあった薬剤も扱えますし、清潔にするまでを依頼できる業者を選べばよいでしょう。
自分ですると、防護も不十分です。不衛生な環境下で、思わぬ健康被害を招いてしまうことにもなります。プロに任せることが最も大切です。また、あとから別の費用を請求されて不愉快な思いをせぬよう、実績があって、口コミなどの評判も良い業者を選ぶことも大切です。
2016.09.21 12:00
断捨離といった言葉が広く認知されるようになってから久しくなります。
「いるもの」「いらないもの」をはっきりと意識付けするすることによって、無駄な買い物が減り、すでに家の中にある「捨てられないもの」を処分するようにもなります。これが生活習慣として身につけば、ゴミ屋敷化させない環境つくりはかなり進みます。
「捨てられない」は女性に多い傾向であったのですが、いま、ゴミ屋敷化させてしまう人の中で、男性の割合も決して少なくはありません。清掃業者へのゴミ屋敷清掃依頼は、むしろ一人住まいの男性のほうが割合として多くなっています。
その背景には、「買い物環境」があるといわれています。「捨てられない」よりも「ゴミが余計に出るような買い物習慣を持っている」ということなのです。
もったいなくて「捨てられない」ことが高じてゴミ屋敷になってしまうのは、女性に多い傾向です。これは買い物の時点で「無駄」か「無駄ではないのか」を考え、いらないものを処分する意識が芽生えるだけで、かなり好転します。
しかし独身男性のゴミ屋敷の場合には、ゴミが出る買い物や、生活習慣をしていることが原因となっていることが多いようです。
例えばコンビニでお弁当を毎日購入すれば、それだけでもゴミが出ます。また、買い物に行かず、手軽なネットショッピングを行うことが習慣になっていると、梱包の段ボールやエアーキャップなど、かさばるものばかりが溜まってしまいます。
独身男性がゴミ屋敷化させてしまう背景には、この「買い物環境」があるのです。できるだけコンビニ弁当生活を行わない、ネットショッピングをしないなどの、環境つくりが重要なポイントになります。
出たゴミは、その場で普通ごみとして出せる大きさにして毎回きちんと捨てたり、段ボールや雑誌などを持ち込めるリサイクルボックスの場所を把握しておくと、かなり解消できる問題です。
2016.09.12 15:40
家族や親族などの住まいが、所謂ゴミ屋敷になっているという人は少なくありません。ゴミ屋敷にあふれた不用品は、家で暮らす上で大きな支障になりますし、外観も決して見た目の良いものではありません。
また、不用品が大量にあると、火災などの危険も伴いますし、ゴミの出す臭いや虫の発生など、その家自体だけでなく、近隣の住民にも大きな迷惑となってしまいます。
こうしたゴミ屋敷を解体する際には、不用品をきちんと処分する必要がありますが、解体業者にまとめてお願いすると処分費が高くかかってしまうこともあります。
地域で営業している無料の不用品回収業者を利用するのも良いですが、注意が必要です。品物によっては回収してもらえなかったり、手数料を別途請求されてしまうなど、トラブルが起こる可能性もあります。
処置に困ったゴミ屋敷を片付ける、あるいは解体するためにはまず家の中を占拠している大量の不用品を処分しなければなりません。
しかし、色々なゴミが混ざった不用品を自力で処分するのは非常に大きな労力が必要になります。行政の回収サービスを利用するにも、品目が多くなると回収にかかる費用も高くついてしまいます。ゴミ屋敷を解体する際に、解体業者に処分をお願いすることも出来ますが、どうしても費用が高くなってしまいます。
そこで、こうしたゴミ屋敷の片付けに特化した専門業者を利用するのがおすすめです。最近はこういった専門業者も増えてきていますが、業者の中には作業後に追加料金を請求してきたり、見積もりと違う金額を提示してくるということもあります。信頼のおける優良な業者を探すことが大切です。
作業前に現地を見てから見積もりを出してくれる、あるいは作業後の追加料金が発生しないなど、業者のサービスや評判などを前もってよく調べておくことが大事です。
2016.09.08 10:35
ゴミ屋敷の清掃と、遺品整理は全く違います。ゴミ屋敷の場合、ほとんどが捨てるものとして処理してゆきますので、ある程度の仕分け作業は必要ありません。
しかし遺品整理の場合には、遺品として保管するものか否かもかかわってきます。
生前であれば捨てることについての躊躇はなくとも、遺族や縁者などが死後に行うときには、処分に困りますし、それなりに粗末に扱えないものも出てきます。ご供養をしてから処分するということにもなるでしょう。
ゴミ屋敷の片づけは、出るごみの量が違いますので、価格としては量に応じて高くなりますが、遺品整理の場合には、小規模であったとしても、割高になりがちです。できれば、生前のうちに、ゴミとして処分できるのが望ましいものです。
高齢者が独居だった場合、生前からゴミ屋敷化してしまうことが少なくありません。テレビで見るようなゴミ屋敷は、家主が少なからず収集癖があるというケースが多くみられます。
収集癖がなかったとしても、体力が低下してくると、片付けも捨てる行為も、ストレスになってきます。なかなか手が回らなくなるものです。
その挙句に、生前から「隠れゴミ屋敷化」してしまい、そういった方が亡くなったときには、遺族や縁者は、ゴミ屋敷としての清掃と遺品整理を同時に行わなければならなくなってしまうのです。清掃と遺品整理を別計算で発注すると、それだけでかなりの金額になってしまいます。できるだけ抑えたい出費ですので、ゴミ屋敷と遺品整理をセットで依頼でき、割引してくれるような業者を探すことが得策です。
ただし、業者の不法投棄といた問題も巷にはあり、それによって依頼者側が迷惑をこうむることも起こっています。信頼できる業者を選ぶことを前提として、さらにお得な業者を探しましょう。