2015.05.03 11:10
玄関が雑然としているのは、多くの場合置いてある物が多すぎるからです。確かに玄関は広い場所でないことがほとんどでしょう。特に女性に見られるのですが、夏でもロングブーツが玄関に置きっぱなしに…、雨が降っていないのに、数本の傘が出しっぱなしに…確かに、一人暮らし用の部屋だと収納スペースがマンションやアパートごとに異なり、決して多くのものを収納できるわけではありません。
これを整理整頓し、上手な収納をすれば、見た目にきれいな空間ができるばかりでなく、自分の気持ちもすがすがしくなり、一石数鳥になるのです。片付けのコツは、まず整理です。必要な物、そうでない物を判別しなければなりません。詳しい方法をご紹介いたします。
その判断をするときのコツは、2年間使わない物は要らない物の範疇に入れることです。おそらく玄関先では、靴が多いはずですが、また履くときがあるかも知れないと思っても、2年間使うことがなかったら、思い切って捨てるのが片付けのコツなのです。玄関では傘もしかりでしょう。お客様の持ち帰り用にとっておくなどと考えないで、必要最小限にしたら片付けはうまくいきます。そして、もっと整理したいのが、飾り物です。こちらも捨てられないまま、どんどん増えるのですが、玄関先はすっきりが一番ですから、一つか二つにするのが片付けのコツになります。あれもこれもは厳禁です。
また、玄関ポーチに置き物があるのも見かけますが、これらも一つか二つで十分です。そのほか玄関は、子供の遊び道具とか、ちょっとした物の置き場になることが多いのですが、まずは使わない物を片付け、捨てることです。その上で、今度は整頓です。整頓は整理と違い、残った要る物を使いやすいように収納することなのです。機能美という言葉がありますが、使いやすいようになっている形は、見た目にも美しく、片付いている印象もあり、これが玄関先でのきれいな空間を作る最大のコツと言えるでしょう。
こうして一旦片付けてみて、美しくなったかをチェックしてみます。いまいちだなと感じたら、もう一度整理し直すことがコツになります。そして片付け直せば、きれいな空間の出来上がりです。最後に最大のコツは、一つ新しい物を増やすときには、必ず古い物を一つ捨てることということなのです。