2015.05.27 13:50
部屋をきれいに見せるために、自分なりに片付けたりと、合理的な工夫は誰もが行うでしょう。しかしその合理的工夫が裏目に出てしまい、ゴミ部屋になるケースがあるのです。
ゴミ部屋の中を少しでもきれいに見せるために、人に見せたくないようなものは部屋の奥の方に片付けるようにし、誰からも見えないよう工夫して片付けている、ということはありませんか。
もちろん本当に見せたくないものであればそれで合理的になりますが、いくら見せたくないものだとしても部屋の奥にしまってはいけないものが掃除機です。
掃除機というのは生活感あふれるものになりますので、あまり人には見られたくないものと言えます。しかし奥深くにおさめることによって、掃除の度に取り出すのが億劫になり、ゴミ部屋になってしまうのです。
片付けをしてもゴミ部屋がすく復活してしまうような人は、一見合理的なように見える工夫をしています。では、それなのに何故、ゴミ部屋へとなってしまうのでしょうか。掃除機の置き方を例に挙げてみましたが、他にもベッドやローテーブルの配置や小物の置き方なども確認してみてください。
ベッドやローテーブルが部屋の奥、窓のある壁にぴったりとつけて置いてませんか。小物なども片付けた先がテーブルの端だったりしていないでしょうか。これらは部屋が広く使えたり、必要な時にすぐ使えて合理的なように思えますね。しかし実際は工夫しているようで全く効果の無いものだったりします。
ゴミ部屋に住む人は「自分にとって合理的な片付けをした」と思い込んでいることが多いです。頻繁に使うような小物でも、きちんと引き出しや棚に専用のスペースを作って置きましょう。すぐに手に取れるという工夫ではなく、どこにしまえば良いが分かるような片付け方を心がけます。すぐに取り出しやすいのは掃除機など部屋を綺麗にするためのアイテムだけで十分です。
一見格好悪いと思うかも知れませんが、そもそもゴミ部屋になっていては友人も呼べませんね。綺麗にすることに慣れてきてから、改めて掃除機の隠し方を考えれば良いのです。まずは整理整頓の癖をつける。それが本来の合理的な工夫です。