2017.05.30 19:15
ゴミ屋敷になってしまうのは、以下のような要因が考えられます。
・常に忙しくて片付ける時間がない、面倒になってしまう
・もったいないと思って物を捨てられない
・何でもすぐに買ってしまう
・片付けが苦手、正しいやり方を知らない
片付けができなくて家がすぐ散らかってしまう方は多いですが、度が過ぎるとゴミ屋敷化してしまいます。とくに実家は物が多く、いらないもので溢れかえっているケースも多いもの。もし親が片付けが苦手で家の中が散らかっている場合には、ゴミ屋敷化してしまう前に親を変えていかなければなりません。兆候が見られるなら、他人事とは考えず根本から解決していきましょう。
片付けられない親で家の中が散らかり気味になっているようだったら、まずはその原因から探っていきましょう。上で挙げた項目のどれかに当てはまるでしょうか?
わかりやすいのが、「もったいない」という気持ちから物を捨てられない人でしょう。こういった方の中でも、大きく分けて2パターンの特徴あります。「過去の栄光」を捨てられない人、「将来への不安」で捨てられない人です。
・過去の栄光、思い出を捨てられない
過去に誰かからもらった品、どこかで買った思い出の品。もちろん、これらを大事にしておくことも大切ですが、全部とっておいては家が物で溢れてしまいます。親がこういった考え方を持っているようだったら、「物を捨てる=物を大事にしていない」という考え方を捨てることです。
「使わなくてもずっと持っていれば大切にしているのと同じだ」と思い込むと、ずっと物置の奥にしまいっぱなしにしてしまうでしょう。しかし、これでは物を大切にしているとは言えません。片付けられない親にはそのことを知ってもらい、一度も開けたことのないような物は思い切って捨ててしまうべきだと説得しましょう。
・将来への不安で捨てられない
「いつか使うかもしれない」と思って物をとっておくのも同様です。こういった方の特徴は、購入した物を引き出しにしまってしまい、その存在を忘れて似たような物をまた買ってしまうことです。似たアイテムが家中に溢れかえり、ゴミ屋敷に近づいてしまうのです。将来への不安から、一応捨てないでおこうと考える方は多いと思いますが、まずは同じものが家にないか確認する作業も大切です。どこに何をしまうか決め、使ったものは必ずそこへしまう習慣を付けることで、ゴミ屋敷化の予防になるでしょう。
片付けられない親は少なくありませんが、原因はそれぞれ異なるものです。まずは、自分の親の性格を考え、片付けられない原因を探ったうえで対策をしましょう。気づいたら家がゴミ屋敷になってしまったという事態を防ぐためにも、早めに対策をとり、習慣づけていくことが大切です。