2016.12.16 20:20
夫、あるいは妻の実家に行ったら驚くほどのゴミ屋敷状態だった……そんな経験のある方はいませんか?結婚前ならまだしも、人によっては、結婚してから初めてその事実を知るともあるかもしれません。初めて見たときには大きなショックを受けるはず。文化の違いに驚き、もうその家とは関わりたくないとまで思ってしまう方もいるでしょう。
自分の家であればまだ親を説得しやすいですが、結婚相手の実家となるとなかなか自分からは切り出しにくいもの。まずは相手がその状況をどう考えているのかから考えなければなりません。もし、自分と同じように「このままではまずい」と思っているなら、2人で一緒に両親を説得しに行くのがいいでしょう。しかし、相手が「このままでもいい」と考えているとなると、今後もずっとゴミ屋敷の実家とお付き合いしていかなければなりません。
実家がゴミ屋敷になってしまっているのなら、結婚相手とその両親に対し、放置することのデメリットをきちんと伝えて説得し、片付けを進めるべきです。家の中が狭くて不便というだけではなく、健康状態の悪化、悪臭や害虫の発生、自然火災の発生、積んだゴミの倒壊など、あらゆる危険性があります。一番は不衛生である点ですが、こういったあらゆる危険が潜んでいることも話し、早急に家の片付けをするよう説得すると良いでしょう。
もし夫や妻を説得できなかった場合には、親しい知人を介して3人で話し合ってみるのも一つです。とにかく、「片付けをしなければならない」と意識させることが先決でしょう。
ゴミ屋敷の片付けは、自分でやろうと思ったら気の遠くなるような作業です。しかし、不用品回収業者に依頼すればあっという間に解決できます。不用品の回収、片付け終わった後のリクーニングまでやってもらえば、ゴミだらけだった家の中もスッキリし、快適な生活が送れるようになるはずです。
結婚相手の実家には頻繁に行かないという夫婦もいるかもしれません。しかし、両親の家がずっとゴミ屋敷のままになっているのはやはり気持ちの良い状況ではありません。また先に紹介したとおり、火災や害虫の発生などあらゆる危険も潜んでいます。そのリスクを軽減するためにも、そして両親と気持ちの良い関係を築くためにも、相手とその両親をきちんと説得し、不用品回収を依頼しましょう。
2016.10.24 17:40
しばらくぶりに足を運んだ実家から異臭がする、ということは珍しくありません。両親が若いころはきちんと掃除をして整えていた環境も、年齢を重ねると掃除などがしづらくなり、手が行き届かなくなりがちなのです。
また、生活への不安からものを溜めてしまうということもありがちで、ゴミ屋敷となってしまうケースもあります。ゴミがたまっていると害虫なども発生しやすくなります。害虫を放っておくと病気を媒介するなどの影響も出てくるので対策が必要です。
ゴミ屋敷化が始まっている実家や、異臭がするときにはその原因をしっかり把握して対応する必要があります。消臭剤など小手先の対策では解決できませんから、ゴミの片づけなどをコツコツ行っていきましょう。
ゴミ屋敷化してしまった実家の片づけはかなりの苦労を伴いますので、まずは実家にある不要なものを捨てることから対策を始めましょう。明らかなごみから捨てていくとご両親の抵抗感も少なくておすすめです。
異臭がするものなど、ご両親にとっても不要だとわかるものから処分をしていきましょう。あなたにとっては不要に見えるものであっても、年配の方は使えそうなものはとっておきたいという気持ちが強いこともあります。
納得いかないうちに強行して捨ててしまうと精神不安定な状況に陥ることも考えられますので、ゴミ屋敷を早く何とかしたいのはやまやまですが、納得がいくまで向き合ってあげるのがポイントです。
ゴミ屋敷を片付けていく過程で害虫が出てくることもあります。原因となるゴミを片付けるのが第一の対策です。異臭がするような場所は害虫も発生しやすいので注意しましょう。立ち会える時間がある場合は、専門業者に害虫駆除を一度依頼すると手軽で確実です。
しかし、一度害虫対策をしたからと言って安心はできません。再び異臭のするものなどがあると虫が酔ってくることもあります。まめに実家の様子を見に行ったり、業者による害虫駆除を行ってください。
2016.10.17 14:30
土地を所有している人にかかる税金に、固定資産税があります。それには軽減措置があり、建物が建っていれば本来かかる納税金額からある程度軽減されています。
ここまで空家が増えた理由は、だれも住んでいなくても、節税のためにそのまま放置していようとする人が増えたためです。しかし、まったくだれも寄り付かない実家はいつの間にかゴミ屋敷となって放置されていくことになります。
荒れ放題の実家はゴミ屋敷として周辺にも知れ渡ることになります。家の中はもちろんですが、庭も周囲から投げ込まれたゴミなどでよけいに荒れ放題になる可能性は大きいです。万が一タバコなどを投げられると火災になる可能性もあるので、すぐに手入れをしたほうがいいのです。
放置していると、特別措置法の中の「特定空き家」に指定されるかもしれません。
住み慣れた実家も、子供が独立すれば老夫婦だけになります。その親もなくなると当然その家は主のいない家となります。
売却すれば良いのですが、地方などはなかなか買い手がつかず、かといって更地にすれば税金も増えるから、と放置されやすいのです。その結果、全国各地で廃墟と化した家ができ、中にはゴミ屋敷のまま放置されている物件もあります。
ゴミ屋敷はちょっとしたことで火事や倒壊を起こす危険があり、また異臭騒ぎの原因にもなり、大変危険です。この状態を少しでも解決しようと、現在では危険度の高い放置物件については特別措置法が施行され、税金が満額かかるようになっています。
特別措置法は倒壊やごみによる衛生上の有害など、放置していると危険な空き家(特定空き家)が対象です。家が建っていることによる税金の優遇が効かなくなり、最大6倍の税額負担になる可能性もあります。また、持ち主の自己負担による強制退去なども行われることがあるため、以前のように空き家を放置できなくなりました。
税金が6倍に跳ね上がる危険を放置して、なおかつ近所迷惑となっているゴミ屋敷を放置していて、良いことはありません。
この特別措置法をきっかけに、ゴミ屋敷を片付ける決心をしてみてはいかがでしょうか。忙しくて遠方の実家まで片付けに行けない、という方は、専門業者に依頼し、一から任せてしまう手もあります。
2016.10.10 09:00
久しぶりに実家に帰ると何故か段ボールや資源ゴミが処分されず溜まっていたことはありませんか。あなたのご実家がゴミ屋敷に近づきつつある兆候かもしれません。段ボールや資源ゴミはリサイクルができるものです。
これらのリサイクルができるゴミは、普通ゴミや燃えるゴミに比べると収集頻度が多くありません。ただでさえ収集される頻度が少ないのに1度でも出し忘れると大変なことになってしまいます。
ゴミがある状態を通常と認識してしまうと、ゴミがあっても気にならず知らぬ間にどんどんゴミが増えてしまいます。また勿体ないを理由に使えるかもしれないからと段ボール等を保管されている場合もありますが、今現在使用していない段ボールはただのゴミで、紙ダニなどの害虫が発生する可能性もあります。
収納や動線として利用したいスペースをゴミが占領しています。ゴミ屋敷になってしまう前に、溜まっている段ボールは早めに処分して下さい。
では実家がゴミ屋敷にならないために、どのような方法で段ボールを溜めないようにすれば良いのでしょうか。まずは段ボールをゴミと認識する必要があります。
いつか使うかもしれないから保管しておく、そのいつかは訪れません。最悪の場合保管したことも忘れてしまい、ゴミ屋敷へと一歩近づいてしまいます。
もし本当に利用するのであれば、すぐに利用して下さい。後で何に使うか考えよう、と思われた方にとって、その段ボールはゴミで処分する確率が高い物だということを忘れないで下さい。
次の収集日まで日にちがある場合、とりあえず適当な場所に置くのではなく、きちんと決まった場所に置くようにしましょう。色々な場所に散らばったゴミを集めてくるのは大変手間で、集め忘れ処分されない物が出てきます。
そのようなことのないよう、段ボール置き場を決めて下さい。段ボールがちょっとしかないから次は出さなくてもいいやとは思わず、次の収集日には必ず処分して下さい。
実家にお住いの方が収集日を忘れないようにすることが難しい方は、収集日前日又は当日に電話やメールで実家に連絡をされてみてはいかがでしょうか。
ゴミ屋敷は火災のリスクも上がるため危険です。