ゴミ有料化とは、自治体指定の有料ゴミ袋にゴミの処理費が含まれている制度です。指定袋制度には「単純指定袋制度」もあり、こちらは袋のデザインだけを統一しているだけなので、価格も製造業者によって違ってきますが、市販のゴミ袋と同じぐらいの値段と言えるでしょう。
兵庫では、ゴミ有料化を実施している自治体は半数以下です。兵庫県郡部を中心に有料化を導入している自治体が多く見られますが、兵庫県都市部では「単純指定袋制度」や指定袋のない地域もあります。
兵庫では燃やすゴミの有料化が大半で、費用は大袋(約45リットル)で1枚あたり40~80円前後です。燃やすゴミ以外に、燃やさないゴミ、プラゴミ、資源ゴミも有料指定ゴミ袋を導入している自治体もあります。また兵庫県ではゴミ収集の広域化を目的として、隣り合った複数の自治体で組合を作っている地域もあります。指定の有料ゴミ袋も組合共通となっています。兵庫のいくつかの自治体を参考に見てみましょう。
兵庫県神戸市:単純指定袋制度4種類「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「容器包装プラスチック」「缶・ビン・ペットボトル」価格は販売店によって違います。
兵庫県篠山市:有料指定袋制度4種類「燃えるゴミ」「プラスチック容器包装用」「資源ゴミ」「埋め立てゴミ」各10枚450円兵庫県朝来市・養父市:行政事務組合の有料指定袋「燃やすゴミ」大袋10枚600円