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ゴミ屋敷脱出!ブログ

2018.03.29 11:45

ゴミ屋敷を脱出する3つの片付け習慣術

テレビなどでよく取り挙げられる「ゴミ屋敷」問題。

我が家も他人事ではない、と危機感を抱いている人は実は少なくありません。現代人の暮らしは、着なくなった洋服類、日々届くDMやカタログなどのペーパー類、果ては使い道がないまま取っておく空き容器に至るまで、物が増える要因にあふれています。そんな増えるモノのコントロールこそ、ゴミ屋敷脱出のための必須スキルです。

ゴミ屋敷脱出のための片付け習慣~その1「部屋ごとにモノの量を決める」

部屋ごとに置くモノの種類とその量を決めましょう。例えばリビングなら、本棚やサイドボードが収納場所になります。その場所に入るものだけを厳選するのです。極力家具の上には何も置かないようにします。

このような状態を実現できれば、後はキープするだけでOKです。

ゴミ屋敷脱出のための片付け習慣~その2「部屋ごとにモノの場所を決める」

部屋ごとに置くモノが決まったら、すべてのモノの場所を最初に決めておきましょう。使ったものはすぐに置き場所に戻す習慣をするだけで散らかることはありません。ゴミ屋敷化する原因の一番が、床を物置としてしまうことにあります。モノの置き場所を決めておくことで、そのような事態は避けられます。

ゴミ屋敷脱出のための片付け習慣~その3「毎日決まった時間に片付ける」

片付け習慣は、ルーティンワークに組み込むことが一番簡単な方法です。朝と夜に短時間ずつ片付け習慣行動を取り入れましょう。コツは10分単位、15分単位で時間を区切って実行することです。そして実行すると決めたらその時間は片付けや掃除に集中します。

目標は「モノの量を増やさず」「正しい場所にモノを置く」この二つです。この心掛けだけでいつもすっきりとした部屋で暮らせます。

なぜゴミ屋敷になってしまったのか?を振り返ってみる

ゴミ屋敷脱出のために必要な最大の片付け習慣とは、実は自分と家族の暮らしを守る意識を持つことなのです。なぜゴミ屋敷寸前まで、家の中の整理を放置してしまったのかを振り返ってみてください。家の中がゴミ屋敷化した原因は、あなたや家族がだらしない性格だからでしょうか?

いいえ、そのような単純な問題ではありません。「セルフ・ネグレクト(自己放任)」とゴミ屋敷問題には深い関係があることが分かってきています。ごく普通に生活を送っていたのに、心身機能が低下したり、精神的なショックによって、セルフ・ネグレクトと呼ばれる自分や家族の暮らしに興味を持てなくなる状態になることがあり、今後大きな社会問題になることが憂慮されています。

どうしてもゴミ屋敷脱出のために片付ける気力がわかないときは、「もうこれ以上頑張れない」と心と身体が訴えているのかもしれません。

ゴミ屋敷脱出には「片付け」習慣を持つことが一番重要!

ゴミ屋敷寸前状態を脱出し、快適な住空間を取り戻すには、モノの量をコントロールし日々の片付けを習慣にすること以外ありません。そもそも日々の片づけを習慣にしていれば、ゴミ屋敷になることもないのです。

ゴミ屋敷脱出のために「片付けを続ける」習慣を持つことは、家族全員の幸せへの第一歩。家族みんなでもう一度取り組んでみてください。